画像検査部門

画像検査部門では、X線撮影、X線CT、磁気共鳴画像検査(MRI)、X線透視撮影(造影検査) マンモ撮影など、各種検査を医師の指示のもと、目的に応じて診療放射線技師が行っています。

画像検査の様子

当院の64列マルチスライスCTは、1回転で64断面の画像を撮る装置です。
従来のCTと比べ、格段に短い撮影時間と低被曝で検査できますので身体的な負担が 非常に少なくなります。
肺の撮影も、3秒程度の息止めを行うことで、内部の細かな画像が得られる為、肺癌など身体内部の微小な病変の早期発見、予防に有効な検査です。

各種消化器検査や血管系検査まで、リアルタイムに確認できる最新のデジタルセンサーを 搭載した装置を導入しています。
X線検出効率を高めた被曝低減機能や、テーブル昇降の採用により患者様にも術者にも 優しい検査を可能としています。

胸部、腹部、骨折の確認等、全身の検査を最新のデジタルセンサー(フラットパネルディテクタ)で 撮影出来る為、被曝を低減しつつ、高精細な画像を提供できます。
最新のコンピュータで検査効率も格段に上がったシステムです。

乳がんの早期発見を目的に、最新鋭の乳房専用X線装置を導入しています。
検診を行うことで、乳がんの他、良性腺維腺腫などの乳腺疾患を早期に捉える事ができます。
当院の装置は、非常に少ない被曝線量で高画質な写真を撮影できる女性に優しい装置です。

MRIはX線を使用せず、磁石と電波を利用し、体のあらゆる断面の画像を得る装置です。
CTと比べ、被曝がないのはもとより、骨内病変・軟部組織の抽出に優れています。
当院では、オープンタイプのMRIを導入しておりますので、閉そく感が少なく、比較的楽に検査を 受けて頂くことができる為、患者様に優しい装置です。

骨粗鬆症と健常の方の分離能に優れ、各種病態の骨密度評価に有用な最新の骨密度測定 装置を導入しています。
従来の装置に比べ、短時間での撮影が可能なこと、適正なデータをもとに患者様の継続した 状態を観察できます。