理事長兼病院長あいさつ

 2024年4月1日付けをもちまして理事長兼病院長に就任いたしました大井克之です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 当院は1952年に御津町立の病院として診療を開始し、その後の名称変更や新病院の建設を経て、2020年に地方独立行政法人に運営形態を変更し、現在に至っております。地方独立行政法人に移行して4年が経過いたしましたが、この4年間は新型コロナウイルス感染症の繰り返す流行で社会は大きく変化し、人々の日常生活は変わりました。そのような新しいライフスタイルの中でも、私たち、たつの市民病院の職員は、「自分たちは患者のみなさまにどのような医療・看護が提供できるか?」について常に考え、地域住民のみなさまが安全・安心を感じて生活できるよう、努力してきたつもりです。
 本年度からは新しい体制となりますが、嶋田前理事長、三村前病院長の意思を引き継ぎ、地域の安心につながる診療体制を継続する所存でございます。これからも、当院の理念である「こころある医療を通して地域に貢献する」のさらなる実現に向け、努力を継続することをお約束致します。当院は、規模の大きな病院とは異なり、多くの診療科で最新の高度な医療を提供したり、大きな緊急手術を実施したりできる訳ではありませんが、そのような中でも、「この地域に、たつの市民病院があって、本当によかった!」と感じていただけるような病院を目指しますので、引き続きのご利用、ご指導をお願い申し上げます。
令和6年4月
地方独立行政法人たつの市民病院機構
理事長兼病院長 大井 克之